もう限界…DVモラハラ妻との別居に向けてやるべき5つのこと
こんにちは、shintarowです。ぼくは妻からDV・モラハラを受け、最後には家を出ました。
DV・モラハラ妻との生活に疑問を持ったり限界を感じたりしたら、「離婚」の前に、まず「別居」に向けた準備を進めましょう。別居はあなたの意思でいつでも開始できます。
「もう限界」そう思ったときにはあなたは心身ともに満身創痍で、行動を起こす気力もないのではないでしょうか。ぼくは、ほとんど気力も失われ趣味のダンスもできなくなりました。ちょっとしたことで妻に怒りの片鱗を見せられる。それだけで動悸が治まらず夜通し眠れなくなるという状態です。翌日はなんとか家は出るのですが会社に行く体力はなく、近くのネットカフェで眠るというようなことをしていました。
別居の準備は、DV・モラハラ妻から逃れる第一歩です。
別居の準備1.貴重品の持ち出し
まず最初にやっておくことは、貴重品の持ち出しです。
- 財布
- 年金手帳
- 保険証
- 免許証
- 印鑑
- 通帳
- キャッシュカード
- クレジットカード
- パスポート
- 携帯電話
- 充電器
- ノートパソコン
- その他、お金では買えない貴重品
数日に分けて、バレないように少しずつ持ち出していきましょう。会社に置くとか、信頼できる友人に預けるとか、貸しロッカーなどでもいいかもしれません。
特に現金、預金は確実に持ち出せるようにしておきます。また、身分証も最低1つは持ち出します。印鑑は、特に銀行印などで使っているものなど大事なものだけで構わないので忘れないように。
別居の準備2.お金の確保
自分の収入をどのように管理していますか?自分の口座に入金されたお金を自分の裁量で動かせるなら問題はありませんが、DV・モラハラで多いのはこれらのお金の自由を奪われるという状態です。
給料や報酬などの振込み先口座を妻に握られている場合は、その振込先を変更してもらいましょう。
妻に貯金などを預けている場合には、可能であれば通帳やキャッシュカードを事前に入手し、別居後すみやかに引き落として確保できるようにしておきます。
別居の準備3.パスワード類の変更
パソコンが持ち出せない場合は、インターネットで使えるさまざまなアカウントのパスワードを変えておきましょう。
別居前に変更するとバレてしまう、という場合には別居後すぐに行います。
・Amazonや楽天など通販サイト
勝手に買い物されるおそれももちろんですが、別居後に自分が買い物をしたとき、購入履歴から配送先(=自分の居場所)がバレる危険があります。必ず変更しておきましょう。
・SNSのパスワード
妻が自分になりすまし、友達やフォロワーとやりとりして、居場所を探そうとする可能性があります。また報復のようにアカウントを消去されたり、向こうに先にパスワードを変更されると乗っ取られます。
・メールのパスワード
同上です。
・evernoteなどの記録アプリ
パスワードや重要情報を保存していると危険です。
別居の準備4.郵便物の転送手続き
これも別居直後からがいいかもしれませんが、郵便物が自分宛に届くように手続きをしておきます。e転居を使えばネットで簡単に転送手続きが可能です。
別居の準備5.妻と、妻の実家に送る書面を書く
これは非常に重要なことです。別居後、妻はあらゆる手段を用いてあなたを家に引き戻そうとするでしょう。
ぼくの場合は、夜通し続く着信、おびただしい数のメールでした。
メールでは激しい怒りを露わに、ひたすら絶望や失望を吐露し、ぼくの罪悪感を掻き立ててきました。「そんなに私がイヤなの」「最低。私がこれで死んでもいいと思っているのね」といった具合です。これが100通とか普通にきます。
そこから次第に怒りのトーンは下がり、悲しみに変化します。「私はただ、愛してほしいだけなのに」みたいな感じでしょうか。ぼくの罪悪感はさらに増します。
ぐったり参ってしまったところで最後にくるのが、自殺の示唆でした。
この場合「自殺する」という言葉が脅しなのか本気なのかは判断できません。ただ、鬼気迫る勢いがあり冗談には全く聞こえない。
ここで本当に彼女が死んだら、ぼくは自分の罪の意識に耐えられない…だけど、暴力や支配に耐えて一生を過ごすなんて、それじゃあぼくが死んでいるのと同じだ。
そこで両親に手紙を書くのです。今の事情を克明に記載します。妻にされたことも書き記すのです。
これは、後にもし離婚でこじれて裁判にもつれ込んだ場合に、離婚意思や暴力の事実を主張する上で重要な証拠にもなります。
したたかで狡猾に感じるかもしれません。けれど、自分の人生を守るために割り切るしかないんだと思います。
もう限界…DVモラハラ妻との別居に向けてやるべき5つのこと まとめ
別居を決意したら、妻に悟られないように少しずつでも準備を進めます。貴重品・お金・パスワード類・転送手続き・妻と妻の実家への手紙。
別居意思が固まれば、きっかけはある日、突然起こります。たぶん、今そういう現実と直面している人なら想像がつくと思います。妻が急に、まったく理解の範疇を超えた理不尽な理由で怒りだしたとき。自分自身が、自分でも驚くほどにこぼれる涙を抑えきれなくなったとき。
「そのとき」にためらいなく逃げ出せる勇気は、こうしたちょっとずつの準備で確かにジワジワと沸いてくるものです。